第14回 外力がする仕事とエネルギー保存

外力が系に対してする仕事は系へのエネルギーの移動となる。

ΔK = W
摩擦がない場合
W = ΔEmec = ΔK + ΔU
摩擦がある場合、摩擦力fkを差し引いた分が運動を引き起こす。
F - fk = ma
このとき
W = ΔEmec + ΔEth
となる。 Ethは摩擦によって発生する熱エネルギーである。
孤立系では系の外部とのエネルギーの移動がないので、全エネルギーは保存される。

ΔEmec + ΔEth + ΔEint = 0
intは系の内部エネルギーである。