第11回 いろいろな力による仕事

重力は鉛直下向きであるので、重力の方向に沿った運動だけが重力による仕事となる。
g = mgdcosφ
上下移動の前後で物体が静止している場合、運動エネルギーの変化は0である。 重力に逆らって物体を持ち上げる仕事をWaとすると
a + Wg = 0
である。
ばねの力はHookeの法則により
F = - kx
である。 力が一定でないので、積分によって仕事を求める。
s = ∫Fdx = 1/2 kxi2 - 1/2 kxf2
となる。