第5回 慣性モーメント

回転の運動エネルギーは
K = Σ1/2 mii2 = 1/2 (Σmii22 = 1/2 Iω2
と表される。
I = Σ(mii2)
は慣性モーメントとよばれ、並進運動における質量に対応するものである。
質量が連続に分布するとき、慣性モーメントは
I = ∫r2dm = ∫r2ρdV
によって求めることができる。
回転軸が質量中心を通らずhだけずれているとき、質量中心の周りの慣性モーメントIcomとの関係は
I = Icom + Mh2
となる。 これは平行軸の定理とよばれる。